TF6感想④(TF主人公についての考察)
全ルートネタばれあり。
ひとまず、これでTF6の感想は終わりです。
今回のTF主人公はTF5と同一人物扱いでした。
なので、5でいたキャラとの信頼度すでに劇高です。実質ハート5つ目からですね。
6からの新規参入組もOPで顔合わせをしているからか、会話やイベントでガンガンデレてくれます。
おかげでデレデレな皆さんとの楽しいタッグデュエルライフが楽しめました。
さて、今回も世界を救ったり破滅させたりしたTF主人公ですが、私的にはシェリーさんルートで色々考えさせられました。
今までのTF主人公というのは、例え世界を破滅させようともパートナーだけは幸せにする存在だったと思います。
ですが、シェリーさんルートにおいてはとてもそうとは言えない結末になってしまいます。
世界は破滅し、愛したTF主人公とは離れ離れになり、滅亡した未来でミゾグチさんとたった二人で歴史を見守る番人とならざるをえませんでした。
これはなぜなのか、と考えてみるとルドガーさんが言っていた「TF主人公は光でも闇でもなく、純粋な力」というセリフがヒントになるような気がします。
つまり、TF主人公はパートナーを幸せにする存在ではなく、何を犠牲にしてでもパートナーの最大の望みをかなえる存在にすぎないということです。
シェリーさんは幸せな過去を取り戻すためにTF主人公の力を借り、実現直前まで来ましたが、そもそも幸せな過去を取り戻すということ自体がシェリーさんの幸せにつながっていなかったので、不幸な結末になってしまったのかなと。
未来組もゾーンさんとアポリアさんは未来のためにという一貫した望みがあったために消滅EDになりましたが、デュエル後に「もっと君たちと一緒にいたかった」と告白したブルーノ(謎D・アンチノミー)はTF主人公が助け出しましたし。
不幸になってしまったといえば、もう一人ディマクさんがいましたね。正直、本気で救いがないです。
これも、個人的にはディマクさんののっとっていた父祖の霊とTF主人公が一度契約(ハートをためてイベントを起こす)をやってしまったために、父祖の霊の望みをかなえることが確定されてしまったためじゃないかと思ってます。
うーん、分かりづらいのでもうちょっと砕きます。
TF主人公をRPGでいう『呪われた装備品』だとしましょう。
装備=ハートをためてイベントを起こす、効果=持ち主の最大の望みを何を犠牲にしてでも叶える、呪い=ち主の最大の望みは絶対に叶うことが確定する。という感じです。
普通は呪いは呪いともいえない効果です。だって自分の願いが叶って嫌な人はいませんから。
しかし、ディマクさんの場合体はディマクさんなのに、持ち主=ディマクさんの父祖の霊となってしまったために、ディマクさんの父祖の霊の望み=冥界の王の復活が確定してしまったんですね。
よって、反対の望みを持つディマクさんは思いっきり不幸になってしまったと……。うーん救えない。
とりあえず今回の考察はここまでにします。読んでくださった方本当にありがとうございました。
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